『水芙蓉』について


気がつけば9月に入りました。

あれ?なんか8月より暑く感じるのは気のせいでしょうか。

9月早々から歯を酷く痛めてしまい。。

痛い治療をがんばったのですが、『治療をがんばったらコインがもらえるよ』と書いたガチャポンが置いてあり、ガチャポン楽しみにしていたのに治療がんばったのにコイン貰えなかったよ!とプンスカのアトリエマカニのyukoです。笑

対象年齢からだいぶズレていたのでしょう(合掌)


わたしは夏の終わりの秋が始まる感じがすごく好きで。秋の始まりの風の香りとひんやりさが好き。季節の中では秋が一番だいすきです。

『へレムとサム』にも秋の情景をたっぷり描いています。9月と言えば昔は秋だったはず。

近年は秋が短すぎて。。秋よ、どこに行った?


それはさておき、いつもたべもののブログになってしまうので。

今宵も食ブログを書きたい!という欲望を抑えて(笑)今回は作品について書きます。


『水芙蓉』という曲について話したいと思います。

まず水芙蓉(すいふよう)とは蓮の花の異称なんです。

わたしの名前にも『芙』の漢字が入っていて蓮は自分のモチーフになっている花です。


祖母の家に恩師が書いたという掛け軸が飾ってあり、そこには

『はちすばの濁りにしまぬ心もて なにかは露を玉とあざむく』と万葉集の詩が書かれていました。

昔祖母に意味を教えてもらって、なんだかこの詩に縁を感じていて。サビの歌詞に入れさせてもらいました。

蓮の花は自分の生きたい生き方とリンクするのです。



泥の中であっても泥に染まることなく美しく強く咲く蓮の花。

今の世の中も泥の中のようであっても、何か心を乱されることがあっても、自分をしっかり持ち、汚れずに美しい心を持って生きたい。という思いを曲にしました。

大人になるとどうしても周りの世界に染まっていってしまう。

それも悪いことではないけど、いつも立ち止まり自分の胸に手を当ててみる。そうして自分の軸と心を整えながら、何歳になっても蓮の花みたいに強く美しく自分らしく生きたいです。



良かったら聴いてみてくださいね。